夏に入り、暑さや乾燥で庭や花壇の植物が弱っていませんか。

30度を超える日が続くと、多くの植物はダメージを受けやすくなります。いつも通りのお世話を続けていても、植物の元気がなくなり、枯れてしまうことも。

そこで今回は植物を枯らさず、上手に夏を乗り切る方法を紹介します。さっそくみていきましょう。

猛暑に負けない!植物を枯らさない〈お世話のポイント6つ〉

〈ポイント 1〉水やりは朝夕2回「たっぷりと!」が基本

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暑い日が続くと、鉢植えの植物は乾燥が進みがちに。最近は午前中から気温が高くなるので、できるだけ朝の涼しい時間帯に水をたっぷり与えるようにしましょう。

与えた水の量が少ないと、昼ごろには土が干上がってしまうこともあります。植物がぐったりしていても、日が高くなり、気温がぐんぐん上昇しているときに水を与えるのはオススメできません。

炎天下で水を与えると、鉢内の水分が温められ、土の中が煮えるような状況を作り出してしまいます。根にもダメージを与えかねない状況です。

水切れで葉がしおれているとき、元気がないときは、いったん涼しい日陰に移動します。鉢の外からシャワーをかけて冷やすのもひとつの方法です。鉢にたまった熱がある程度冷やされてから、水を与えるようにしましょう。

〈ポイント 2〉気温の高い日中の水やり&葉水は避ける

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基本的に、気温の高い日中に水を与えることは避けるようにしましょう。これは葉水をかけるときも同様です。

葉に水をかけること自体は悪いことではありませんが、日光が照りつけるところで葉水を与えると、葉にダメージを与えることもあります。