〈ポイント 3〉夏のコンクリート地面に鉢を置かない
夏の地面は太陽の熱を吸収して、温度が普段より上昇しています。
特にアスファルトやコンクリートは火傷しそうなほど熱い場合もあるので、そのような場所に直接鉢を置くのは避けるようにしましょう。地面の熱が鉢底に伝わり、鉢全体を温めてしまうことになります。
地面からの熱は、鉢の下にレンガを置いたり、花台を使うことで遮ることができます。風通しもよくなるので、蒸れ防止にも効果的です。
〈ポイント 4〉弱っている植物は日陰に避難させる
一日中、直射日光に当たっても平気な植物がある一方で、多くの植物は猛暑が続くと弱ってしまう場合がほとんどです。
弱っている植物は、いったん明るめの日陰や涼しい場所に避難させて様子を見るようにしましょう。木もれ日が差す木陰、他の植物の影になる場所に、鉢を置いて管理するのも一案です。
〈ポイント 5〉鉢同士を離して風通しをよくする
夏は暑さのせいで植物の株元などが蒸れやすくなる時期です。病気の原因になるため、できるだけ風通しをよくすることが必要になります。
蒸れを予防するためには、鉢同士を少し離して置くのもひとつの方法です。鉢と鉢の間を風が通るため、熱がこもりにくくなります。病気の予防や感染防止にもつながります。