【路線価】不動産の査定額への影響

路線価が上昇した影響で、不動産の査定額にはどう影響するのでしょうか。

近年では、不動産価格が上昇しており、特にマンション価格は右肩上がりとなっています。

国土交通省が発表した、2023年6月30日公表の不動産価格指数を見れば一目瞭然です【図表1参照】。

【図表1】全国の不動産価格指数の推移

出所:国土交通省「不動産価格指数(令和5年3月・令和5年第1四半期分)を公表」

そして、不動産を売却する際に不動産会社に査定してもらう「不動産査定額」も、路線価に比例して上昇しています。

そのため、まさに2023年は不動産の売り時と言えるのではないでしょうか。

一方、2023年の路線価上昇の影響で、このような意見の方も多いようです。

  • 今後不動産の価値がさらに上昇するのでは?
  • 今は売却しない方がよいのでは?

たしかに、ここ数年の不動産価格指数を参考にすれば、今後さらに「不動産価格が上昇するのではないか」と期待できます。

しかし、マンションを含めた「不動産価格」が上昇している今こそ、不動産の売り時と言えます。

2年後や3年後に不動産を売ろうとしても、不動産価格が上昇しつづけているかどうかは分からないからです。

一度、不動産会社に不動産の査定を依頼してみることをおすすめします。

不動産売却がうまくいく3つのコツ

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不動産価格が上昇しているとはいえ「不動産価格の設定」を間違えてしまうと、売却に苦労します。

ここで解説する、不動産売却がうまくいく3つのコツを参考に、不動産売却を検討しましょう。