3.2《厚生年金(第1号)の平均年金月額》
- 60~64歳:7万7274円
- 65~69歳:14万3613円
※国民年金(基礎年金)の月額を含む
※65歳未満の厚生年金保険の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの者
ご確認いただいたとおり、老後の年金受給額は「国民年金」か「厚生年金」かで大きく異なります。受給額の見込みについては「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で確認できますので、見ておきましょう。
4. 「資産の寿命」を延ばす工夫を
本記事では、年金世代が保有している金融資産と年金受給額について確認してきました。
この10年、20年を振り返ってみると、良くも悪くもさまざまな変化がありましたね。
もちろん、この先も目まぐるしい変化があることでしょう。
老後、年金暮らしが始まれば、収入を増やすことはそう簡単ではありません。社会や経済状況などの変化に対応するためにも「老後資産」をしっかり準備しておく必要があるでしょう。
「心の健康」「身体の健康」「お金の健康」をベースに、ゆとりあるセカンドライフを送りたいものです。
まずは自分に合った資産の作り方を調べるところから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
足立 祐一