家庭菜園をはじめるにあたり、知っておくと役に立つのが「コンパニオンプランツ」。
種類が違う野菜や草花を近くに植え育てることで、お互いに成長を促したり、病害虫を予防したりなど、さまざまな効果が期待できます。
今回はコンパニオンプランツのなかから、家庭菜園にオススメの組み合わせをご紹介。ベランダ菜園やポタジェガーデンにも使える組み合わせなので、ぜひ参考にしてください。
コンパニオンプランツの植え方
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コンパニオンプランツは「共生作物」「共存作物」とも呼ばれ、一緒に育てるうえで成長を促し合う相性が良い植物のこと。植え方は育てる野菜によっても違いますが、ざっくり分けると「混植」と「間作」に分けることができます。
- 混植…同じ場所に1株ずつ交互に植えたり、真横に植えたり、メインの野菜を取り囲むようにサブの野菜や植物を植えたりする方法
- 間作…同じ敷地内に一列ずつ交互に植える方法
コンパニオンプランツのメリットは、お互いに必要な養分を供給しあったり、病害虫を予防しあったり、また草丈の差を利用して空間を有効活用できることなどがあります。
逆にデメリットは、株が成長するにつれて茎葉が混みあい、日当たりや通気性が悪くなること。水やりのついでに弱った葉を取り除いたり、不要な茎をカットしたりなど、小まめにお手入れしてあげましょう。
家庭菜園に!コンパニオンプランツ〈オススメ組み合わせ3例〉
〈オススメ 1〉トマト×バジル
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トマトとバジルは、相性抜群の組み合わせです。
- バジルの香りがトマトに寄って来る害虫を遠ざける
- トマトの葉や実が適度な日陰を作るため、バジルの葉が固くなりにくい
- バジルは水をグングン吸い上げる性質があり、乾燥土壌を好むトマトが育ちやすくなる
トマトとバジルを同時に収穫し、ピザやパスタなどで楽しむのもステキです。
植え付けは混植でおこない、最初にトマトの苗を植えつけてから株元にバジルを植えるようにしましょう。
〈オススメ 2〉根菜×マリーゴールド
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大根や人参、じゃがいもなどの根菜類を植えるときは、マリーゴールドを一緒に植えるのがオススメです。
- マリーゴールドの根から分泌されるα-ターチエニールという成分が、土のなかに潜む害虫・センチュウを遠ざける
- マリーゴールドの花の香りがコナジラミやアブラムシを遠ざける
根菜のほかにも、トマト・オクラ・きゅうり・ナス・キャベツ・ブロッコリー・ピーマン・ビーツなどもマリーゴールドと相性が良い野菜。
植え方は混植・間作のどちらでもOKです。マリーゴールドの色鮮やかな花が家庭菜園の見栄えもグッと良くしてくれますよ。
〈オススメ 3〉ほうれん草×葉ネギ
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家庭菜園に人気の野菜・ほうれん草は、葉ネギと一緒に育てましょう。ほうれん草の味がまろやかになり、病気にもかかりにくくなりますよ。
- ほうれん草の苦みやえぐみの成分をネギが吸収する
- ほうれん草がかかりやすい病気・萎凋病の原因となるフザリウム菌を、葉ネギの根に付いている微生物が退治してくれる
- ネギの独特の香りが害虫から植物を予防する
効果を上げるためにも、ネギはほうれん草の真横に植えるのがオススメ。葉ネギはカボチャやカブ、人参やキュウリとも相性が良く、刈り取っても再び伸びてくるので何度も収穫が楽しめますよ。
要注意!相性が悪い組み合わせ
お互いに良い影響を与え合うコンパニンプランツがある一方で、相性が悪い組み合わせもあります。
- イチゴ×ニラ
- キャベツ×ゴマ・ネギ・ジャガイモ
- ジャガイモ×トマト・生姜・ナス・インゲン
- キュウリ×インゲン・人参
- トマト×ナス・オクラ・ゴボウ
- ネギ×レタス・白菜・大根・豆類
相性が悪い野菜を組み合わせてしまうと、お互いに水分や栄養を取り合ったり、特定の害虫を必要以上に呼び寄せてしまったり、病気になりやすくなったりします。
最悪の場合、収穫に至らなくなる恐れがあるため注意してください。
コンパニオンプランツで楽しく家庭菜園
同じ場所に植えると、お互いに良い影響を与え合う「コンパニオンプランツ」。
本文で紹介した組み合わせ以外にもキャベツ×セロリ、ブロッコリー×レタス、白菜×春菊もオススメの組み合わせです。
家庭菜園をはじめるときには、絶対に育てたいメインの野菜を決め、その野菜と相性が良いコンパニンプランツを選ぶ方法がオススメ。同時に、相性が悪い組み合わせも調べておくと安心ですよ。
野菜の性質や特徴を理解し、上手に育てて収穫の楽しさを味わってくださいね。
LIMO編集部