任天堂、2026年3月期のROEは14.9%で業種中央値の2倍超。株価下落とPER29倍台、膨らむ自己資本から資本効率を検証する 5期で3割超に膨らんだ自己資本と、5期前を下回る純利益。ROEの後退が映す資本効率の論点を掘る 2026.09.10 19:40 公開 執筆者石津 大希 高い自己資本比率と厚い手元資金は、普通は財務の強さとして好感される。だが資本効率という物差しを当てると、同じ厚みが別の顔を見せることがある。任天堂(7974)の株価は2026年9月10日に大きく下げ、直近1カ月で最も低い終値となった。ROEは業種の中では高い位置にある。ただし5期前と並べると、様子は少し違う。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 株価は2026年9月10日に7,989円まで下げ、直近1カ月で最も低い終値となった。同日時点のPERは29.71倍、PBRは3.16倍。 2027年3月期1Qの営業利益は1,425億円で、前年同期569億円の2.5倍。営業利益率は9.9%から27.5%へ戻した。 2026年3月期のROEは14.9%。業種中央値6.2%の2倍を超える一方、5期前の24.2%からは9.3ポイント低い。 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「任天堂」の1Qの営業利益が前年同期の2.5倍になった中身をたどります。株価は9月10日の終値で1カ月のレンジを下に抜けました。通期は減益予想でありながら営業利益は増益の見込みという構図になっており、この食い違いがどこから来ているのかを確認します。 画像と一緒に記事を読む LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #任天堂