家庭菜園をはじめるにあたり、知っておくと役に立つのが「コンパニオンプランツ」。

種類が違う野菜や草花を近くに植え育てることで、お互いに成長を促したり、病害虫を予防したりなど、さまざまな効果が期待できます。

今回はコンパニオンプランツのなかから、家庭菜園にオススメの組み合わせをご紹介。ベランダ菜園やポタジェガーデンにも使える組み合わせなので、ぜひ参考にしてください。

コンパニオンプランツの植え方

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コンパニオンプランツは「共生作物」「共存作物」とも呼ばれ、一緒に育てるうえで成長を促し合う相性が良い植物のこと。植え方は育てる野菜によっても違いますが、ざっくり分けると「混植」と「間作」に分けることができます。

  • 混植…同じ場所に1株ずつ交互に植えたり、真横に植えたり、メインの野菜を取り囲むようにサブの野菜や植物を植えたりする方法
  • 間作…同じ敷地内に一列ずつ交互に植える方法

コンパニオンプランツのメリットは、お互いに必要な養分を供給しあったり、病害虫を予防しあったり、また草丈の差を利用して空間を有効活用できることなどがあります。

逆にデメリットは、株が成長するにつれて茎葉が混みあい、日当たりや通気性が悪くなること。水やりのついでに弱った葉を取り除いたり、不要な茎をカットしたりなど、小まめにお手入れしてあげましょう。