IHI、社名が示すのは造船ではない。営業利益の7割近くを稼ぐ航空・宇宙・防衛、1カ月で1割下げた株価とPER16倍台という構図 セグメント別の営業利益を分解すると、造船や重工のイメージでは説明できない収益構造が見えてくる 2026.09.10 20:40 公開 執筆者石津 大希 重工メーカーと聞いて思い浮かぶのは、たいてい船か橋か発電設備だろう。私の中のIHI(7013)も、長いあいだそういう会社だった。ところが2026年3月期の事業別の数字を並べてみると、利益を生んでいる場所は思っていたところと違う。株価が直近1カ月で水準を切り下げたこの局面で、その構造を確かめておきたい。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2026年3月期の連結営業利益1,655億円のうち、航空・宇宙・防衛の1事業が1,124億円を稼いでいる 株価は8月中旬の3,000円台から水準を切り下げ、9月10日終値は2,664円。PERは16.42倍、PBRは4.05倍 2027年3月期1Qの営業利益は732億円で前年同期の3.5倍。会社は通期で2,500億円、前期比51.0%増を見込む 記事の続きを読む 1/2 出所:株式会社IHI 有価証券報告書をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「IHI」の社名の由来が造船でありながら、利益の柱は別の場所にあるという構造を取り上げます。営業利益率は航空が17%台、資源・エネルギーが1%台と大きく開いています。株価は1カ月で1割下げ、PERは16倍台という水準です。この偏りが何を意味するのかを確認します。 画像と一緒に記事を読む LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #IHI