やめて節約につながったこと1:クレジットカードやキャッシュカードを持ち歩く
ミナ子さんには「お金を引き出すのは○○日だけ」や「○○を買うときだけクレジットカードを使う」などのようなルールはありませんでした。
手持ちのお金が無くなれば引き出しに行ったり、キャッシュカードを使ったりしていたそうです。
そうなると、いつ・どこで・何にお金を使ったかということが抜けてしまい、使い過ぎの原因になってしまいます。
そこで、クレジットカードやキャッシュカードは持ち歩かないというルールを設定しました。
お財布に入れておくのは、1週間に使ってよいお金だけというものです。
「今の時代、現金?」と思われるかもしれませんが、「今、いくら使って、お財布に残っているお金はいくらあるか?」を常に意識することが浪費グセを改善する糸口となります。
やめて節約につながったこと2:大型ショッピングセンターに行く
ミナ子さんは、休日に家族で大型ショッピングセンターに行くことが多かったようです。
大型ショッピングセンターは、食品・日用品だけでなく、洋服など、さまざまなものが揃っています。
レストランも多く、つい立ち寄ってしまうことも多いとのことでした。
確かに、大型ショッピングセンターは何でも揃う便利な場所ですが、滞在時間が長くなればなるほど、ムダなものを買ってしまう可能性が高まる場所です。
食品であれば、最寄りのスーパー。日用品であれば、ホームセンターかドラッグストアでも十分なものが購入できるはずです。
大型ショッピングセンターには、「月に1回」「予算は○○円」とルールを決めて行くことで「必要もないのに、つい買ってしまった…」「つい、立ち寄ってしまった…」という浪費がなくなったそうです。
やめて節約につながったこと3:無計画に「自分へのご褒美」をする
ミナ子さんは、「仕事が一段落ついた!」「ボーナスも出た!」など、折に触れ「自分へのご褒美」をしていたとのことです。
ただ、自分へのご褒美も「必要なものを買う」「○○円までにする」などのルールを設けていません。
必要なモノではなく、そのときなんとなく欲しいものを買い、結局使わなかった…ということも多かったそうです。
ただし、自分へのご褒美をすべてやめてしまうと、気持ちが貧しくなってしまい、何かの衝動でムダ遣いに走ってしまうかもしれません。
そうならないためにも「何を達成した時の対価にあたるのか?」「予算は○○まで」「年に〇回まで」というルールを決めてもらいました。
せっかくの自分へのご褒美も浪費であれば心のどこかに後ろめたさが残りますが、本当のご褒美であれば、次の節約につながるモチベーションになります。