やめて節約につながったこと4:他人の目を気にしてお金を使う
ミナ子さんは、友人の誕生日プレゼントに高価なものを贈ったり、旅行に行けばお土産を買って職場や近所に配ったり。
ランチでも、デザート付きを選んだりすることが多く、無駄な消費にお金を使いすぎているタイプの人でした。
このようなお金の使い方をするのは、ミナ子さんが、他人の目を気にしているのが原因です。
たとえば、友人の誕生日プレゼントは特定の人だけ高価なものだと「どうして?」と思われるのではないか…。
お土産も同じく、この人にあげて、この人にはあげないというのでは、気を悪くされないか…。
ランチは、一緒にランチをした人がデザートを食べたいのではないか…など。
ミナ子さんの中でルール化できず、他人の目ばかり気にして、ついお金を使ってしまう習慣を続けていれば、お金が貯まるどころか減る一方になってしまいます。
将来の年金生活をイメージして行動を変える
ミナ子さんのような浪費グセのある人は、先々のことより今のことに目が行きがちです。
今回紹介した「4つのやめたこと」も、将来の年金生活をイメージして「このままではいけない…」という思いが根っこにあったため実際の行動に移せたそうです。
これからも、これらの行動を継続して浪費を減らし、老後資金の準備に取り組みたいと語っていました。
参考資料
舟本 美子