5. 日本郵船の配当と株主優待とは
最後に日本郵船の配当金と株主優待を確認しましょう。
日本郵船の配当は業績に応じて大きく変動するのが特徴です。
足元は堅調な業績も背景に潤沢な配当を出しており、2022年度は年間520円となっています。しかし、2023年度は減収減益と予想されているため、配当水準も減少する見込みです。
5.1 日本郵船の配当額の推移(分割による影響を平準化したもの)
- 2019年度:13円
- 2020年度:67円
- 2021年度:483円
- 2022年度:520円
- 2023年度(予想):120円
また株主優待では、飛鳥クルーズの株主優待券がもらえます。
こちらは1枚あたり1クルーズ1人10%引きとなるもので、決算期後の7月1日〜翌年9月30日まで使用できます(乗船日ベース)。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。