掃除機業界にダークホース登場！リンサークリーナーの本命はHooverかもしれない Bisselリンサークリーナーと比較して実力を検証

【Hooverリンサークリーナーレビュー】スポット的な用途に特化している

このスポットレス・ゴーでしかできない掃除の仕方を紹介する前にデメリットを挙げておきます。それは「広い面積には向いていない」ということです。水タンクの大きさからもわかるように、スポットレス・ゴーは広い用途を想定していません。

ちょっと飲み物をこぼしてしまったとか、子供が調味料でソファを汚したとか、そういった用途に特化しています。ですのでBisselで私がたまにやっているような5人がけソファを丸ごと水洗い、というような用途は難しくなっています。ヘッドもそこまで大型ではないですしね。

そもそもバッテリー式なので駆動時間に制限があります。それを考えればこの最適化はベストな選択肢だったと言えるでしょう。驚くほど軽く、バッテリー式なので「あ！こぼした！」というハプニング直後にすぐ持ってきて使えます。選択と集中をしているからこそ満足いくユーザー体験が生まれているのでしょう。

逆に他社製で容量が小さめのリンサークリーナーでは合わせて小さくしがちなタンクは余裕の容量。水タンクを1度使い切ってもいっぱいにならないし、清掃後に水でゆすぐ際にも綺麗にしやすくて使いやすかったです。この辺りはさすが、今までのノウハウが蓄積されているなと思いました。