Hoover(フーバー)というメーカーをご存知ですか?多分日本ではあまり馴染みのないメーカーだと思います。でもこのHoover、実は世界では名の知られている掃除機メーカー。1世紀以上にわたりさまざまな家庭用掃除機を作ってきています。

一部の国では掃除機のことを「フーバー」と呼ぶほど。その老舗メーカーが出してきたのが、バッテリー式リンサークリーナー「スポットレス・ゴー」…本命でした。使用すると湿るためリンサークリーナーが活躍するのは乾燥しやすい夏。他社製品とも比較しながら、その実力を検証してみました。

【Hooverリンサークリーナーレビュー】バッテリー式なのに吸引力がすごい

このスポットレス・ゴー、見つけた時は興奮しました。今まではBissel(ビッセル)というこれまた老舗の床清掃メーカーの製品を使ってきましたが、ちょっと大きすぎるなと感じることもありました。

Bisselは元々カーペットを清掃するための掃除機から始まっていて、カーペットシャンプーやーやスチームクリーナーを多く作っています。そのためかリンサークリーナーは強力で使いやすいのですが、どちらかというと大きなものに向いていて日本人からすると大味にも見えます。

出所:Bissel公式サイト

一方、Hooverのリンサークリーナーはコンパクトでスタイリッシュ。Hooverブランドの製品ということで吸引力も予想通り、バッテリータイプとは思えない強さです。

筆者撮影

バッテリー自体は2Ahでそこまで大きな容量ではないですが、大きなソファーも全面でなければ余裕を持って清掃できる感じです。スペック上バッテリー駆動時間は最大13分となっていて、実測でも10分以上使えたので優秀です。

筆者撮影

Bisselのリンサークリーナーは電源方式なのでものすごい吸引力ですが、Hooverで吸引した部分を後からBisselで吸っても水分は全く出てきませんでした。

リンサークリーナーの吸引力は、清掃後の乾燥時間にも影響してくるのでとても大切。バッテリー式でこの吸引力を実現したのは素晴らしいの一言です。