春一番の便りが届き始め、心浮き立つ季節となりましたね。一方で、3月は年度末。4月からの新年度に向けて「仕事を増やすべきか、セーブすべきか」と、働き方を再検討されているシニア世代の方も多いのではないでしょうか。
少子高齢化が進む現代では、働く高齢者が年々増加しています。
特に最近は物価高により毎月の生活費がかさみやすいため、「定年後にも再就職やアルバイトなどの形で収入を得たい」と考える人も少なくないでしょう。
今回は、働くシニアの年金額に影響を与える「在職老齢年金制度」の改正内容について詳しく解説します。
年金を全額受け取れる収入の目安についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
1. 【在職老齢年金制度】概要と目的
そもそも「在職老齢年金制度」とは、働きながら厚生年金を受け取る高齢者の「賃金+厚生年金」が一定の基準額を超える場合、超えた金額の半分が厚生年金から減額される制度です。
当制度は、一定以上の収入がある高齢者の年金額の調整を通して、年金制度を支える側に回ってもらうことを目的としています。
調整されるのは厚生年金のみであり、給与や国民年金への影響はありません。
