見直しポイントその4.「習い事」
子どもの習い事も、見直しポイントの一つと言えるでしょう。
我が子に多くの習い事をさせている親の中には、「自分はしっかり子育てをしている」という自己満足のために多額の月謝を支払っているケースもあるようです。
習い事が本当に子供のためになっているのか、一度じっくり考えてみると良いかも知れません。
自分の習い事についても、見直してみましょう。
楽しみでやっていることはともかくとして、資格取得などを目的とする習い事は、自分の生涯所得の増加につながりそうでしょうか?
何となく資格が欲しい、というのであれば、費用がかかっているだけかも知れません。
見直しポイントその5. 「会費やサブスク利用料など」
小さな支出項目も、一度見直してみましょう。最近通っていないスポーツジムの会費、最近読んでいない雑誌の定期購読料などは要注意です。
銀行の自動引き落としになっていたりクレジットカード払いになっていたりすると、解約が面倒でそのままになっているかも知れません。
おわりに
仕事帰りに同じメンバーと同じ店で同じ愚痴を言いながら飲む習慣がある人は、飲む回数を半分にしてみませんか。たまには飲まずに帰った方が財布にも身体にも優しいですよ(笑)。
上記のような検討をした上で、それでも老後資金が足りなければ「ケチケチ路線」で行くのもアリでしょう。でも、可能であれば、人生の潤いを残した上で老後資金を確保していきたいものですね。
本稿は、以上です。なお、本稿は厳密さより理解の容易さを優先しているため、細部が事実と異なる場合があります。
参考資料
- 生命保険文化センター「リスクに備えるための生活設計」生命保険に加入している人はどれくらい?」
- 金融広報中央委員会(わたしを守る「生命保険」 6. 生命保険を見直す)(4) 保険料の支払いをやめたいなら「払い済み」を検討する
塚崎 公義