寒空の下でうつむき加減に咲き、シェードガーデンに欠かせないクリスマスローズ。「日陰の女王」という名にふさわしい、華やかで気品ある姿で、多くのガーデナーから愛されています。
一重咲きから豪華な八重咲き、繊細な模様入りまで多彩な花姿があり、自分だけの一株を見つける楽しみは、クリスマスローズならではの醍醐味です。
今回は多様な花形や模様のクリスマスローズを8種類、参考価格とともに紹介します。記事最後には、初心者でも失敗しない育て方のコツもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。
1. この記事で紹介する「クリスマスローズの種類と育て方」にまつわるあれこれ
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- 日陰の庭を彩るクリスマスローズ《花の形》3種類
- 日陰の庭を彩るクリスマスローズ《花弁の模様》5種
- クリスマスローズの育て方「4つのコツ」
- 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
クリスマスローズの花弁(花びら)のように見える部分は、正確には花弁の外側にあるガクが変化したものですが、この記事では便宜上「花弁」や「花びら」と表記しています。
ガクは花弁よりも長持ちするため、長期間美しい姿を楽しめるのも、クリスマスローズの魅力のひとつですよ。
2. 日陰の庭を彩るクリスマスローズ《花の形》3種類
2.1 一重咲き(シングル)
シンプルで清楚な「一重咲き」2/13
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シンプルでクリスマスローズ本来の清楚な美しさが際立つ一重咲き。素朴な佇まいは、和風の庭から洋風のシェードガーデンまで場所を選ばずなじみます。
※参考価格:400円〜1000円前後(3号ポット苗)
2.2 半八重咲き(セミダブル)
エレガントな雰囲気が魅力の「半八重咲き」3/13
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半八重咲きは一重咲きと八重咲きの中間に位置する、エレガントなタイプ。一重のすっきりした印象と、八重の華やかさを併せ持つ、贅沢な花姿です。
※参考価格:800円~1500円前後(3号ポット苗)
2.3 八重咲き(ダブル)
ゴージャスで美しい「八重咲き」4/13
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花弁の重なりが美しく、バラやボタンのようにゴージャスな八重咲き。ふっくらとした丸みを帯びたものから、シャープでスタイリッシュなものまで、一株ごとに強い個性があります。
※参考価格:1000円~2000円前後(3号ポット苗)
3. 日陰の庭を彩るクリスマスローズ《花弁の模様》5種
3.1 スポット
個性豊かな斑点模様が楽しい「スポット」5/13
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スポットは花弁にそばかすのような斑点が入り、比較的よく見かけるタイプ。点の密度や大きさは、控えめに入った可憐なものから、全体に散りばめられたワイルドな印象のものまでさまざまです。
※参考価格:600円~1200円前後(3号ポット苗)
3.2 ブロッチ
パッと目を引くお庭のアクセントになる「ブロッチ」6/13
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ブロッチは斑点が繋がって大きなシミのようになっているのが特徴。遠くから見ても模様がはっきりと確認できるため、冬の静かな庭でパッと目を引くアクセントになります。
※参考価格:800円~1500円前後(3号ポット苗)
3.3 ピコティ
花の輪郭が際立つ「ピコティ」7/13
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花びらの縁に沿って、細くライン状に色が入るピコティ。淡い地色に濃い色の縁取りが入るものが多く、花の輪郭が際立って上品な印象を与えます。
※参考価格:1000円~2000円前後(3号ポット苗)
3.4 フラッシュ
フラッシュの光のように力強く繊細な模様「フラッシュ」8/13
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フラッシュは花の中心から外側に向かって、黒や赤紫色の筋が放射状に入る品種。フラッシュの光のような、星形の模様が特徴です。視線を中央へ惹きつける視覚効果があり、力強くも繊細な美しさが魅力です。
※参考価格:1000円~1800円前後(3号ポット苗)
3.5 ベイン
花弁の筋が独特の雰囲気をかもし出す「ベイン」9/13
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花弁全体に、網目状の筋が入るベイン。植物としての力強い生命力を感じさせると同時に、どこかミステリアスな、独特の雰囲気をかもし出します。
※参考価格:1200円~2000円前後(3号ポット苗)
4. クリスマスローズの育て方「4つのコツ」
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4.1 直射日光を避ける
クリスマスローズは直射日光を避けられる場所に植えましょう。理想的なのは、冬に日が差し込み、夏は木陰になる落葉樹の足元。
地植えが難しい場合は、季節ごとに場所を移動できる「鉢植え」が便利です。
4.2 水やりはメリハリをつけて
基本的に乾燥ぎみに育てます。地植えなら雨水におまかせしても大丈夫です。
鉢植えの場合は、土の表面がしっかり乾いたのを確認してから、たっぷりと与えましょう。メリハリをつけた水やりが、強くたくましい根を育てます。
4.3 肥料は生育期のみ
肥料は株が元気に動く10月から、花が終わる春先までに絞って与えましょう。庭植えなら秋に一度、鉢植えなら秋から冬にかけて数回に分けて施します。
4.4 花がら摘みと古葉取りをする
咲き終わった花をそのままにすると、種を作ることに体力を使い切ってしまいます。翌年も豪華に咲かせたいなら、早めに花茎をカットしましょう。
また、古い葉を整理して株元に光が当たりやすくすると、新芽の生育が促進されます。
5. 一期一会の出会いが魅力のクリスマスローズ
色が少なくなりがちな冬~早春の庭を、華やかに彩ってくれるクリスマスローズ。花の形や模様が多彩で、同じ品種でも株ごとに花の表情が微妙に異なります。
今回ご紹介した以外にもさまざまなバリエーションのクリスマスローズがありますので、お店で見かけた際にはじっくり観察してみてくださいね。
手入れを重ねるごとに愛着がわき、年を追うごとに株が充実していく様子は、ガーデナーにとって格別の喜び。自分だけの一株を見つけて、日陰の庭を彩り豊かにしてみませんか。
6. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い11/13
出所:LIMO編集部作成
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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7.2 約半年間ずっと咲く花で、お金をかけない庭づくり
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