【7月のバラ】初夏のお手入れ〈3つのポイント〉 

ポイントその1. シュートの処理

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シュートとは柔らかく赤みを帯びた若い枝で、秋以降の主幹となるもの。花を咲かせず先端を摘芯して生長を止めると、しっかりした太い茎になります。

つるバラは枝を長くするため、シュートを摘芯する必要はありません。とても柔らかいので誘引する際は、折れないように優しく扱いましょう。

ポイントその2. 病害虫対策

高温多湿の夏はさまざまな病害虫が多発しやすい時期です。とくに増えるのがハダニによる被害。葉がカサカサして白っぽく変色してきたら、ハダニが発生しているかもしれません。

葉の裏側に付着しているのを見つけたら、葉水をかけて洗い流すとよいでしょう。黒点病やうどんこ病も引き続き発生するので、早期発見して早期対処することがポイントです。

ポイントその3. 小さなツボミを摘み取る

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四季咲きのバラは夏でも開花する品種がありますが、春や秋にくらべるとやや見劣りしてしまいます。無理に咲かせず思い切ってツボミを摘み取り、秋までのエネルギーを温存しておくのもひとつの方法です。

7月に花咲く草花〈オススメ5選〉

オススメその1. トケイソウ

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名前どおり時計の文字盤にそっくりな花が咲くトケイソウ。大きな花が開くと庭がリゾート地のような雰囲気に。ツル性植物で夏の日差しを防ぐグリーンカーテンにも最適です。※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)