7月は梅雨後半の湿度に初夏の強い日差しが加わって、体にまとわりつくような蒸し暑さになります。急激な環境の変化に追いつかないのは、人も植物も同様です。

今回は7月にやっておきたい草花とバラのお手入れを紹介します。7月に咲く花もお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

【7月の草花】初夏のお手入れ〈5つのポイント〉

ポイントその1. 傷んだ花や葉を摘み取る

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STEKLO/shutterstock.com

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長い梅雨の間、雨に濡れた花や葉はどうしても傷みがち。ヌルヌルして腐ったまま放置すると病気の発生源にもなりかねません。

こまめに庭をパトロールして、傷んだ花や葉を摘み取っておきましょう。

ポイントその2. 伸び過ぎた枝を切り戻す

近年では梅雨後半に大きな台風が発生することもしばしば。長く伸びた枝があると風雨に耐えきれず、途中でポッキリ折れたり倒れたりすることがあります。

風通しをよくして蒸れを防ぐためにも、伸びた枝は短めに剪定しておくのがオススメです。

ポイントその3. 水ぎれに気をつける

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Sofiaworld/shutterstock.com

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梅雨の間は地植えの植物には水やりする必要はありませんが、鉢植えは土が乾きやすいので湿り具合を見ながら水を与えましょう。

梅雨が明けて晴天が続くようになったら地植えにも水やりします。日中の水やりは避けて、朝夕の涼しい時間帯におこなってください。

ポイントその4. 強い日差しを遮る

梅雨の間柔らかな光で過ごしてきた植物にとっては、梅雨明けの直射日光は相当なストレスに。鉢植えは日差しの強い時間帯だけ軒下に移動して、日光に少しずつ慣れさせるのがオススメです。

庭植えの植物は移動できないので、西日を遮るためよしずなどを立てるとよいでしょう。

ポイントその5. 草抜きをする

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David Prahl/shutterstock.com 

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梅雨でしばらく庭に出ないうちに、草がビッシリと生えていたということがよくあります。雑草は高温湿度に強く、旺盛に繁殖するので早めに抜いておきましょう。

株元の草を抜いてスッキリさせておくと、風通しがよくなって蒸れを防げます。

【7月のバラ】初夏のお手入れ〈3つのポイント〉 

ポイントその1. シュートの処理

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BestPhotoPlus/shutterstock.com

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シュートとは柔らかく赤みを帯びた若い枝で、秋以降の主幹となるもの。花を咲かせず先端を摘芯して生長を止めると、しっかりした太い茎になります。

つるバラは枝を長くするため、シュートを摘芯する必要はありません。とても柔らかいので誘引する際は、折れないように優しく扱いましょう。

ポイントその2. 病害虫対策

高温多湿の夏はさまざまな病害虫が多発しやすい時期です。とくに増えるのがハダニによる被害。葉がカサカサして白っぽく変色してきたら、ハダニが発生しているかもしれません。

葉の裏側に付着しているのを見つけたら、葉水をかけて洗い流すとよいでしょう。黒点病やうどんこ病も引き続き発生するので、早期発見して早期対処することがポイントです。

ポイントその3. 小さなツボミを摘み取る

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TinaSova20/shutterstock.com

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四季咲きのバラは夏でも開花する品種がありますが、春や秋にくらべるとやや見劣りしてしまいます。無理に咲かせず思い切ってツボミを摘み取り、秋までのエネルギーを温存しておくのもひとつの方法です。

7月に花咲く草花〈オススメ5選〉

オススメその1. トケイソウ

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Julia Lopatina/shutterstock.com

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名前どおり時計の文字盤にそっくりな花が咲くトケイソウ。大きな花が開くと庭がリゾート地のような雰囲気に。ツル性植物で夏の日差しを防ぐグリーンカーテンにも最適です。※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)

オススメその2. ルドベキア

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Dark_Side/shutterstock.com

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ルドベキアはヒマワリを小型にしたような黄色の花が鮮やか。夏の暑さにも強く、ほとんど手間をかけなくても元気に育ちます。切り花にして室内に飾るのもよいでしょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

オススメその3. アカンサス

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Anna Karklina/shutterstock.com

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大型の花がインパクト抜群のアカンサス。1メートルほどの高さまで穂状の花を立ち上げます。深い切れ込みが入る葉もキレイで、半日陰の庭でも栽培可能です。※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)

オススメその4. エキノプス

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Alex Manders/shutterstock.com

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エキノプスはイガグリのようなブルーの花が個性的。鮮やかなブルーの花に清涼感があり、「ルリタマアザミ」という和名もあります。切り取ってドライフラワーとして飾るのもオシャレです。※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)

オススメその5. 宿根フロックス

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Tibesty/shutterstock.com

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品種や花色のバリエーションが豊富な宿根フロックス。2~3センチの小花が集まって、豪華な房状の花になります。背丈が高くスタイリッシュな草姿で、庭の主役としてオススメです。※参考価格:300~700円前後(3号ポット)

7月のガーデニングは暑さ対策にも気をつけて

梅雨が明けると一気に暑くなる7月。暑さに慣れていないとガーデニングも一苦労です。朝夕の涼しい時間帯をねらって、手早くお手入れを済ませるのがポイント。

庭でガーデニングをする際は、帽子をかぶりこまめな水分補給も忘れないようにしましょう。