国土交通省の「令和4年度住宅経済関連データ」によると、平成15年をピークに持ち家の一住宅あたりの床面積が減少しています。

立地条件が良く、都心部に近い場所にマイホームを購入しようと思えば、かなりの金額になるのも当然です。

そのため、建物の予算を減らすためにお部屋の広さを抑えた「コンパクト住宅」も人気があります。

この記事で紹介するご夫婦は、老後の生活を送るために「千葉県で5500万円のコンパクトな建売住宅」を購入されました。

立地も良く、周辺環境にも恵まれていたため思い切って立地の良い場所を選んで購入しましたが、コンパクト住宅がゆえの「使い勝手」について後悔しているポイントがいくつかあるそうです。

この記事では、ご夫婦が体験した「後悔している6つのポイント」を詳しく解説します。

これから建売住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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建売住宅の後悔ポイント1. 背面キッチンでリビングが見渡せない

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ご夫婦は流行りの対面キッチンではなく、LDKのキッチンの向きがリビングに背を向けた方向にある「背面キッチン」を選びました。

「全体的に家の広さが狭いため、対面キッチンだとリビングがさらに狭くなるため背面にしました」とご夫婦は言います。

リビングの広さを確保するために、背面キッチンにするのはおすすめです。

しかし、背面キッチンは「リビングの様子が見渡せない」「料理中にテレビをみれない」「子どもの様子を見ながら家事がしにくい」などの不便さもあるため覚えておきましょう。