岩手県遠野市宮守町にあり、昭和46年に閉院した宮守医院。まるでこの場所だけ時間が止められていたかのような風景が今Twitterで注目を集めています。
投稿したのは、Twitterユーザーの奥さん(@mst11250920)。
当ツイートは2023年6月23日時点で約2160件を超えるいいねを集めており、「建物が存在してるのがすごい」「昔の医院はこんな感じだったなあ…」といったコメントが寄せられています。
※ツイート写真は【写真4枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております
昭和24年頃に建てられた宮守医院
「昭和46年から時が止まっていた宮守医院。静かに永い眠りから覚めようとしています」というコメントとともに投稿されたのは4枚の写真でした。
そこに収められているのは、宮守医院。昭和24年〜25年の終戦直後の混乱期に建てられ、長い間人々の健康を支えてきた場所です。
写真に写っている桜は、宮守医院を建てた先生が植えたもので、樹齢70年を超える老木なのだそう。当時、医院に通っていた方たちも、美しく咲き誇る桜を眺めていたのでしょうね。
釜石線の沿線にひっそりと存在
釜石線の沿線に位置しており、列車内からも見えるという宮守医院。そのためTwitterでは、「こちら釜石線に乗っていると見える場所にありませんか?」といった声も寄せられました。
医院は宮守駅の目の前にありますが、宮守駅は乗降する人がかなり少ない駅なのだとか。列車の中から医院を見て、「何となく気になる…」と思っていた方は意外と多いのかもしれません。