つみたて4資産均等バランスは三菱UFJ国際投信のインデックスファンドです。
先進国の株式市場や公社債市場を投資対象としている銘柄で、2023年4月28日時点で純資産総額は152.52億円を突破しています。
今回はつみたて4資産均等バランスの商品概要やおすすめポイント、評判や運用できるおすすめ証券会社などを解説します。つみたて4資産均等バランスに興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- の概要
- のメリット
- の評判
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つみたて4資産均等バランスとは?商品概要を紹介!
つみたて4資産均等バランスは先進国の株式市場や公社債市場に投資する銘柄です。
インデックス運用のため先進国の株式市場や公社債市場の値動きに連動するよう設計されています。
主な実績やステータスは下記の通りです。
項目 |
内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率) |
+ 4.0%(過去1年) |
ベンチマーク |
合成指数(TOPIX,MSCIコクサイ・インデックス,NOMURA-BPI総合,FTSE世界国債インデックスを各25%) |
購入時手数料 |
0円 |
信託財産留保額 |
0円 |
信託報酬率 |
0.2420% |
投信会社名 |
三菱UFJ国際投信 |
基準価額 |
1万3659円 |
分配金(設定来) |
0円 |
純資産総額 |
152.52億円 |
非課税制度 |
・NISA |
主な取扱金融機関(NISA) |
・SBI証券 |
手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。また、主な手数料であり保有額に対して年率でかかる信託報酬は0.2420%と十分低めの設定です。
設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。
ワンポイント
分配金なしの場合、利益は再投資されて再び元本として運用されます。このサイクルにより元本と利益が相互に大きくなる「複利効果」が期待できることから長期で資産形成を行う人におすすめです。
投資先の内訳は以下の通りです。
<組入上位10ヵ国・地域>
国・地域 |
比率 |
日本 |
48.7% |
アメリカ |
29.5% |
フランス |
3.0% |
イギリス |
2.3% |
ドイツ |
2.3% |
イタリア |
2.1% |
スペイン |
1.4% |
カナダ |
1.3% |
中国 |
1.3% |
オーストラリア |
0.9% |
<組入上位5通貨>
通貨 |
比率 |
日本円 |
50.2% |
米ドル |
30.4% |
ユーロ |
10.9% |
英ポンド |
2.4% |
カナダドル |
1.4% |
組入上位3カ国は日本(48.7%)、アメリカ(29.5%)、フランス(3.0%)となっています。また組入通貨で最も割合が高いのは日本円です。
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つみたて4資産均等バランスのメリット3選!
つみたて4資産均等バランスの主なメリットは以下の3ポイントです。
- 安定した運用が期待できる
- 低コストで運用できる
- 幅広い資産に投資できる
それぞれ詳しく紹介します。
1.安定した運用が期待できる
つみたて4資産均等バランスは先進国の株式市場や公社債市場に投資するインデックス型投資信託です。
幅広い資産・銘柄に投資することからリスク分散が効いており、安定した成長が期待できる商品です。
2.低コストで運用できる
投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。
金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を内外・海外とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.34%(税抜き)となっています。同じ分類に所属するつみたて4資産均等バランスの信託報酬は0.2420%(税込み)と、同系統の投資信託の中では十分低めです。
つみたて4資産均等バランスはコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。
3.幅広い資産に投資できる
つみたて4資産均等バランスはさまざまな資産に投資するバランスファンドです。
国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券に投資します。また、基本資産配分は各25%です。
株式と債券は一般的に逆の値動きを示す傾向があるため、リスク(価格のブレ幅)を低減した運用が期待できます。
安定した運用を期待するのであれば、つみたて4資産均等バランスは検討しておきたい投資信託です。
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つみたて4資産均等バランスのデメリットは?
つみたて4資産均等バランスはベンチマーク(目標となる指標)に連動した値動きを目指すインデックスファンドです。運用には信託報酬などの各種コストがかかります。
そのため、つみたて4資産均等バランスはベンチマークに対してコスト分(信託報酬)の負けが発生します。
全く同じ値動きを実現したとしても、信託報酬分のコストが損失となってしまう点がインデックスファンドであるつみたて4資産均等バランスのデメリットです。
なお、つみたて4資産均等バランスはTOPIX(東証株価指数)など4つの指数を合成した合成指数をベンチマークに設定しています。
つみたて4資産均等バランスの評判を紹介!
ここではつみたて4資産均等バランスの評判を紹介します。
- 結局つみたて4資産均等バランスにした。信託報酬高くないし、内外への投資バランスに優れてるから。
- つみたて4資産均等バランスならつみたてNISAで年金に近い運用ができるよ
つみたて4資産均等バランスに関する口コミとしては、信託報酬の安さと1本で国内外にバランスよく投資できる点をポジティブに捉えるコメントが見られました。
また、国民年金を運用するGPIFのポートフォリオに近い投資を実現できる投資信託としても評価されています。
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つみたて4資産均等バランスを運用できるおすすめの証券会社3選!
ここではつみたて4資産均等バランスを運用する上でおすすめの証券会社3選を紹介します。
証券会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
1.SBI証券
SBI証券は、2023年中に国内株の手数料無料化を目指しており、コスト意識が高い人であれば注目必須の証券会社です。
国内の個別銘柄はもちろん、米国株をはじめ世界9カ国の銘柄に投資できます。米国株の取扱銘柄数は6000を超えており、主要ネット証券最高水準。
現在、国内株は0円から取引可能であり、IPO取り扱い銘柄数も、主要ネット証券(SBI・楽天・松井・マネックス・auカブコムの5社)の中ではダントツの実績を誇っています。
また、投資信託のサービスも充実しており、保有額の最大0.25%がPontaポイントやTポイントとして還元されるほか、投資信託の購入には「Tポイント」「Pontaポイント」を1ポイント1円として利用できるので、少額から投資したい方にも最適です。
投資信託の購入に三井住友カードを利用すれば、最大5%のポイント還元が受けられ、たまったVポイントは1ポイント1円で投資信託の買付に利用できるほか、景品との交換やキャッシュバックサービスにも使えます。
おすすめポイント
- 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
- 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
- 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
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2.楽天証券
楽天証券は800万口座を超えている日本屈指の証券会社です。
楽天カードを使って投信積立を行うと、ポイント還元率最大1%で楽天ポイントが貯まるほか、投資信託の購入に楽天ポイントを利用できます。
そのため「普段から楽天ポイントを貯めている方」におすすめのネット証券会社です。
また、楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%になるのも魅力的。株の購入時には、証券口座の不足分が楽天銀行の普通預金残高から自動入金される自動入出金(スイープ)サービスも便利です。
おすすめポイント
- 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
- 投資信託の保有で楽天ポイントがたまる
- 楽天カードで投資信託を購入すると楽天ポイントがたまる
- 充実のつみたてNISAラインナップ
- 楽天銀行との連携で普通預金金利が0.1%にアップ
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3.マネックス証券
マネックス証券は、米国株の取り扱い数が多く、多くの米国株ユーザに利用されている証券会社です。
投信サービスも魅力的であり、マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマネックスポイントが貯まります。
たまったポイントは投資信託の買付や他社ポイントへの移行などに利用可能です。
さらにマネックス証券は、IPO抽選が完全平等性なのも魅力の一つです。
証券会社によっては預かり資産の量などによって当選しやすさが決まるため、投資初心者がいきなり当選するのは簡単ではありません。
完全平等な条件で抽選されるマネックス証券なら、他の証券会社より当選しやすいでしょう。
おすすめポイント
- 米国株&中国株に強い
- マネックスカードの投資信託積立ならポイント還元率1.1%
- IPO抽選は完全平等性
- IPO投資でNISA口座が使える
- 便利なロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」
つみたて4資産均等バランスは多様な資産に長期投資をしたい人におすすめ!
まとめると、つみたて4資産均等バランスは、安定した運用や低コストでの運用を目指す方や幅広い資産に投資したい方などにおすすめです。
つみたて4資産均等バランスは幅広い資産に投資することから分散性が高く、安定した値動きが期待できる投資信託商品です。じっくり資産を育てる長期投資向きと言えるでしょう。
長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。一般的なインデックスファンドの信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。つみたて4資産均等バランスであれば信託報酬は十分低い水準と言えるでしょう。
ここまでで、つみたて4資産均等バランスに興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等も活用して情報を集めてみるといいでしょう。
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参考資料
まとめ
つみたて4資産均等バランスは以下の方におすすめです。
- 安定した運用を望む方
- 低コストでの運用を望む方
MeChoice編集部