「猫の都」として知られるイスタンブール

トルコの大都市イスタンブールは「猫の都」として知られており、街中にたくさんの猫がいることで有名です。動物保護に関する法整備が進んでいて、保護猫活動にとても力を入れています。

トルコ人がこれほど猫を大切にする理由については、しばしば「イスラムと猫」の関係性を根拠に説明されます。

トルコ国民のほとんどはイスラム教徒。イスラム教の預言者ムハンマドが猫を愛していたことから、イスラム教徒は猫を大切にするといいます。

しかし、トルコは他のイスラム教圏の国と比べて特に保護猫活動が活発で、猫だけでなく犬も同様に保護しています。小さな子供まで猫を慈しむ市民性の根っこには、宗教だけでは語れない何かがあるのかもしれません。

猫が当たり前にいる街・イスタンブール

大きな話題を呼んだ、「人懐っこい猫」。

出所:@nekosanpoch

イスタンブールでは、書店の商品の上でぐっすり眠る猫や、ショッピングモールでくつろぐ猫など、街のいたるところで猫を見ることができます。

出所:@nekosanpoch

イスタンブールの住民たちも、猫と当たり前のように共存。猫好きにとってはたまらない街と言えるでしょう。

イスタンブールの猫事情を発信

いかがだったでしょうか。今回は、イスタンブールの海辺で撮影された猫について紹介しました。

@nekosanpochさんが運営するYouTubeチャンネル「アジアねこ散歩ch」では、猫やトルコ、イスタンブールに関する動画が多数投稿されています。

ツイッターアカウントにも頻繁にトルコの猫の画像や動画が投稿されているので、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

参考資料

小野田 裕太