静岡県の中央部に位置しており、美しい富士山や駿河湾を望める自然豊かな静岡市。
徳川家康が幼年期と壮年期、また晩年を過ごした地として知られており、現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台のひとつでもある注目エリアです。
今回は、家康ゆかりの地とし今も数多くの人々が訪れる「久能山東照宮」をご紹介します。
【どうする家康】家康をおまつりする最古の神社
静岡市の久能山にあり、家康をご祭神としておまつりしている「久能山東照宮」。
家康は生前、自分の死後について「遺体は駿河国の久能山に葬るように」と遺言を残しました。元和3年(1617年)、その地に2代将軍・徳川秀忠が、家康をまつる霊廟として久能山東照宮を創建したと伝えられています。
取材日は家康の命日・4月17日に執り行われる最も重要な祭事「御例祭(ごれいさい)」に向けて準備が行われていました。拝殿正面にある唐門の前に大きな真榊が設置されていますが、こちらに葵紋の幟が立つ予定です。