4. 老後資金を作る4つの方法3. 個人年金保険

個人年金保険とは、一定期間まで払い込んだ保険料を年金として受け取る保険です。

個人年金保険には大きく分けると「定額型」と「変額型」の2種類があり、商品性が大きく異なります。

定額型は契約時に将来受け取る年金額が確定する一方、変額型は満期までの運用成果を年金として受け取るため、契約時は将来の年金額が確定していません。

「将来の受取額があらかじめ分かっている方が安心」という人は定額型を、「リスクを取りつつ、増える楽しみも作りたい」という人は変額型を検討してみましょう。

5. 老後資金を作る4つの方法4. 養老保険

養老保険とは生命保険の一種で、死亡保障と貯蓄機能の2つを備えた保険です。

生命保険と聞くと、掛け捨てタイプのものを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、養老保険では満期まで生存していた場合、満期保険金を受け取ることができます。

万が一、保険期間中に亡くなった場合は家族に死亡保険金を遺すことができるため、「家族のための保障を確保しつつ、資産形成もしたい」という人に向いている保険です。

6. 将来の年金を試算してみよう

metamorworks/shutterstock.com

老後資金の具体的なイメージを持つために、現時点でどれくらいの年金がもらえるか試算してみることもおすすめです。

将来の年金額の試算は、日本年金機構が運営する「ねんきんネット」を利用すればワンクリックで確認できます。

「これでは老後の生活が不安だな」と感じたら、ぜひ早いうちに老後資金の準備に取り掛かりましょう。

参考資料

椿 慧理