世代を超えて愛される定番花は、育てやすく丈夫な品種が多いのが特徴です。庭や玄関に植物を飾るなら、このような植物を植えてみるのもオススメです。

日当たりや水やりに気をつけて育てれば元気に育ち、美しい花々が咲く華やかな庭になりますよ。

そこで今回は庭や玄関がオシャレになる初夏の定番花を紹介します。さっそくみていきましょう。

初夏の定番花で庭や玄関をオシャレに!オススメの多年草&一年草9選

オススメその1. クレマチス

zzz555zzz/shutterstock.com

クレマチスは世界中で愛される「つる性植物の女王」です。品種が多様でさまざまな花形がありますが、いずれも気品があり美しい花を咲かせます。

注目はベル型の可愛らしい花形の品種。「ロウグチ」はブルーやパープルカラーが美しい品種で涼やかな雰囲気が目を引きます。※参考価格:1500円前後(3.5号ポット苗)

オススメその2. ジニア

Ronnakorn Chaiyasaengcharoen/istockphoto.com

春から秋にかけて花が楽しめるジニアはカラフルな色合いが楽しめる一年草。鉢植えや他の花と寄せ植えにすると、玄関先などでも楽しむことができます。

ダリア咲きの品種を選べば華やかに、ニュアンスカラーの品種は可愛らしい雰囲気も楽しめます。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

オススメその3. ゼラニウム

ranmaru_/istockphoto.com

華やかな雰囲気のゼラニウムは種類の多い多年草。流通が多いゾナール種のゼラニウムの他に、センテッドゼラニウムやアイビーゼラニウム、パンジーゼラニウムなどもあります。

それぞれ香りや花姿が異なるので、好みの品種を選んで育てるとよいでしょう。アイビーゼラニウムはハンギングにも向いています。※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)

オススメその4. ペラルゴニウム

Cornflakes/shutterstock.com

ゼラニウムと同じ仲間のペラルゴニウムは、こんもりとした株姿がオシャレな多年草。日当たりのよいところで育てると、次々に花が咲き続けます。

園芸店でもよく見かける「エンジェルアイズシリーズ」は花つきが良く、ピンクの小花が可愛らしい品種です。※参考価格:300~500円(3.5号ポット苗)

オススメその5. ペチュニア

Dzurag/istockphoto.com

ペチュニアは世代を超えて愛される定番花。比較的育てやすく、秋まで花が咲く多年草(一年草扱い)です。鉢植えで育てると旺盛に茎を伸ばし、鉢からこぼれるように咲く姿が圧巻です。

伸びすぎて株姿が乱れてきたら、梅雨前に切り戻しましょう。ハンギングで飾ってみるのもオシャレです。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗)

オススメその6. インパチェンス

itasun/istockphoto.com

日陰でも育てることができるインパチェンスは開花期の長い一年草。秋まで花が咲き続け、ガーデンのメインとなる美しい花を咲かせます。

まるでバラのような花を咲かせる品種もあり、見た目が大変ゴージャスです。花の模様や色が多様なので、庭や玄関のテイストに応じて選ぶとよいでしょう。※参考価格:100~700円前後(3号ポット苗)

オススメその7. エボルブルス

karimitsu/istockphoto.com

ブルーの小花が美しいエボルブルスは、夏の暑さにも負けずに花を咲かせる多年草です。開花期が10月までなので、長く花を楽しめます。

エボルブルスは茎が長く伸びる性質。ハンギングにすると見た目も美しく、風通しよく育てることができるでしょう。※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

オススメその8. ニチニチソウ

Eakvoraseth/shutterstock.com

ホワイトやピンク、レッドの爽やかな花を咲かせるニチニチソウは丈夫で育てやすい一年草。夏の暑さにも負けず、旺盛に花を咲かせます。生育条件が合うと、ひと株植えただけでも大きく生長します。

花が次々に咲きますが、花の寿命は長くありません。花ガラ摘みはこまめにおこないましょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

オススメその9. ポーチュラカ

belokurov/istockphoto.com

花壇や鉢植えで育てられることが多いポーチュラカは世代を超えて愛される植物です。多肉質の茎や葉にピンクやイエローの花を咲かせる定番種から、近年は八重咲きの品種、バイカラーの品種など、オシャレな品種が登場しています。

こんもりと咲く品種は見た目も大変華やかです。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

初夏の花を楽しむ世話のコツ

今回は庭や玄関がオシャレになる初夏の定番花を紹介しました。

初夏に花が咲く品種は蒸れや暑さにも強いのが特徴ですが、高温が続くような日には涼しい場所に適宜移動させることも大切です。

特に気温が高い日の水やりには注意が必要です。土の水分の温度も上昇して、根にダメージを与える可能性があります。徐々に涼しいうちに水やりを済ませるようにしていきましょう。

LIMO編集部