3. 【投資FIRE】不労所得月30万円を狙う方法2:「株式」で配当金を得る

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資産運用と聞いて、まず「株式投資」が思い浮かぶ人も多いでしょう。株式投資のメリットの一つに「配当金」があります。

企業の成長を応援する目的で株式を持ち続ける投資家もいる一方、配当金目的で保有し続ける投資家もいます。

配当金とは、企業が稼いだ利益から株主に還元されるお金のことで、日本では年2回、米国株式では年4回配当が出る企業も存在します。

配当利回りの高い銘柄を1~12月までそろえれば、毎月配当収入が得られるでしょう。

とはいえ、株価は下落するリスクがあります。業績によっては減配(配当が減ること)の可能性も。一つの企業に集中投資するのではなく、複数の企業に分散して投資する視点も必要でしょう。

4. 【投資FIRE】不労所得月30万円を狙う方法3:「投資信託」の分配金

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投資信託とは、資産運用の専門家が、個人投資家に代わり国内外の株式や債券など個別銘柄を選んで運用し、その成果として出た利益を投資家に還元する金融商品です。

投資信託にはさまざまなタイプがあり、毎月収入を得たい場合は「毎月分配金」があるものを選ぶと良いでしょう。

たとえば元本に対して月に1%程度の分配金がでれば年間約12%の利回りとなり、年間360万円の不労所得のためには、元本は3000万円必要となります。

新興国の株式などを投資対象とするファンドを選んだ場合、高い分配金が期待できる一方で元本欠損リスクも高まります。

また、毎月分配型で注意したいのが、実際には利益が出ていないのに分配金が支払われるケースがある点です。その場合、毎月分配は受け取っても、実際は元本部分から払い出しされており、元本部分が欠損していくということになります。

分配金は将来を約束されたものではありません。市場の状況によっては分配金が減ることや、全くない場合もあります。そのような投資信託の仕組みを理解してからはじめることが大切ですね。

5. 老後資金の準備は、早めに始めよう

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先述した通り、厚生年金の平均月額は約14万円です。ゆとりある老後と考えると足りない部分がおのずと見えてきますね。その部分を不労所得でまかなえることができれば、より充実した毎日を送ることができるでしょう。

万が一老後よりも前に不労所得を準備できるなら、まさしく早いうちからFIREを達成できて、より豊かなライフスタイルとなるかもしれません。

とはいえ、どの不労所得を準備するにしても、自分でしっかりと資産のメンテナンスをしていく必要があります。

「年金収入だけで老後が不安」という方は、年金をもらい始める前、すなわち現役世代のうちから早めに老後に向けた貯蓄を進めておくことが大切です。

先々のことを想像しながら、一度じっくりマネープランについて考える時間をつくってみてはいかがでしょうか。

参考資料

田中 友梨