これまでの「後期高齢者の保険料」の動向
後期高齢者医療制度をめぐっては、すでに保険料の水準や上限額の増加傾向が続いています。
出所：東京都後期高齢者医療広域連合「保険料の決め方・賦課」
これは東京都に限った傾向ではありません。全国的にみても、保険料と賦課限度額が上昇していることがわかります。
出所：厚生労働省「後期高齢者医療の保険料賦課限度額について」
さらに現役世代が加入する国民健康保険においても、上限額の引上げは毎年のように行われています。
国民健康保険には現役を引退した方が加入するケースも多く、健保組合や協会けんぽ等に比べて医療費が膨らみやすく、同じく財政が圧迫されていると考えられます。
