第2位「アクア ハイブリッド」燃費35.8km/L
トヨタの燃費ランキング2位はハイブリッド専用車のアクアです。初代発売以来、低燃費に特に力を入れてきたアクアは、2021年7月に約10年ぶりのフルモデルチェンジされ大幅な燃費向上を実現しました。
新型となったアクアは、革新的な電池技術や電気系・機械系の損失を大幅に低減した高効率のエンジンなどにより、アクアに最適化したハイブリッドシステムにより低燃費を実現しています。
ヤリスハイブリッドよりクラス上のため、居住空間が大きく大きく車両重量が重い新型アクアですが、ヤリスの最高燃費に0.2km/Lという僅差なのはさすがハイブリッド専用車といえるでしょう
アクアWLTCモード燃費
なお、アクアの燃費はグレード間とE-Fourに重量の違いから若干の差があります。
第3位「プリウス ハイブリッド」燃費32.6km/L
第3位はトヨタが世界に誇るハイブリッド専用車種のプリウスで、1.8Lモデルの燃費は32.6km/L(2WD)となっています。
プリウスWLTCモード燃費
1997年に世界初の量産型ハイブリッド車として誕生して以来、ハイブリッドの圧倒的な低燃費性能を誇るのがプリウスです。
そして2023年1月にフルモデルチェンジされ5代目となる新型プリウスが登場しました。新型となったプリウスは従来の強みである燃費性能だけでなく、一目惚れするデザインと虜にさせる走りを兼ね備えました。
もちろん、新たにハイブリッドユニットの最適設計と小型・軽量・高効率化技術を投入したことで燃費も向上しているでしょう。
トヨタ車の中ではコンパクトで軽量なヤリスハイブリッドとアクアに燃費は下回りましたが、アクアに対して約300kg前後、ヤリスハイブリッドにいたっては約400kg前後も重い重量であることを考慮すると、プリウスの驚異的な燃費であることは間違いありません。
新型プリウスPHEⅤはEⅤ走行がプラスされる
さらに、新型プリウスにはプラグインハイブリッドシステムを備えたプリウスPHEⅤもラインナップしています。
ハイブリッドの高効率な燃費の良さに加え、87kmものEV走行が可能なので燃費の比較だけでは表せない省エネ性能が魅力となります。