新NISAの注意点3.制度の併用

新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能となります。投資初心者の方で、投資信託で積立投資をしながら、株式の売買をしてみたいと思われる方もいるでしょう。

出所:金融庁「高校向け 金融経済教育指導教材の公表について」

金融商品には株式や投資信託などがありますが、それぞれ商品の特徴やリスク・リターンの傾向は異なります。

出所:金融庁「投資の基本」

一口にリスクといっても、金融商品や投資対象によって株価変動リスクや信用リスク、金利や為替変動リスク、流動性リスクなどがあります。

また投資方法としても、積立投資と一括投資では抱えるリスクや特徴が異なります。

それぞれの特徴やリスクを学び、また自身の家庭のリスク許容度を把握して運用をおこなう必要があります。

新NISAの注意点4.制度の恒久化

新NISA制度は恒久化される予定なので、多くの方が利用しやすくなるでしょう。

一方で、いつでもはじめられるとなると、最適な運用をはじめるタイミングを逃してしまう場合もあります。

いつでもある制度だからと先延ばしにせず、自身の家計や長い目で見たライフプラン、マネープランと兼ね合わせて、最適なタイミングで投資をはじめるといいでしょう。