今年も2月14日のバレンタインデーが近づいてきました。時代のトレンドを敏感に反映する行事でもありますが、今年はいつも以上に大きな変化がありそうです。

話題になっているのが、株式会社インテージが2026年1月30日に発表した「バレンタイン」に関する調査結果です。

「個人で用意するチョコの種類」の設問で、「個人で渡す予定はない」と回答した女性は42.8%(前年比4.0%増)で、4割超という衝撃の結果になりました。

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zepp1969/shutterstock.com

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1. 【バレンタイン消滅】「渡す予定はない」が昨年より増加

今回のインテージの調査は、全国の15歳から79歳の男女(5000人)を対象に実施されたものです。

冒頭に紹介した「個人で用意するチョコの種類」では、家族チョコ・自分チョコ・友チョコ・世話チョコ・義理チョコ・本命チョコのいずれも24年から減少。「渡す予定はない」が大きく増加しました。

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出所:株式会社インテージ

出所:株式会社インテージ

2. 【バレンタイン消滅】カカオショック・物価高が影響

予算総額では、昨年が4574円だったのに対して、26年は4943円で前年比108%となりました。予算が増える理由としては、「チョコの値上がり」が1位、「物価高・円安」が2位。いずれも価格に関する項目でお財布事情の切実さがうかがえます。

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出所:株式会社インテージ

出所:株式会社インテージ

全国約6000店舗の販売実績を継続的に収集している小売店販売データSRI+(全国小売店パネル調査)によると、板チョコの平均個数単価は、22年上半期まで100円前後でしたが、以降はじわじわと上昇し、25年9月には199円という値をつけています。

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出所:株式会社インテージ

出所:株式会社インテージ

生活全体における物価高はもちろん、チョコは24〜25年にかけてのカカオ豆の異常な高騰がもたらしたカカオショックが大きく影響しており、「もはやチョコは高級品」といった声も聞かれます。

3. 【バレンタイン消滅】「バレンタイン消滅の危機!?」「悪習が終わるのはありがたい」

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zepp1969/shutterstock.com

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今回のニュースを受け、SNSでは「バレンタイン消滅の危機!?」「チョコ好きには辛い」など、衝撃を受ける人が相次いでいます。

ただ、バレンタインについては、賛否両論あるようで、今回の調査結果を嘆く人と歓迎する人で議論が白熱しています。

残念に感じている人からは「コミュニケーションのきっかけがなくなる」「あのワクワクがなくなるのは寂しい」「チョコ一枚配るくらいの『遊び心』があってもいいのに」といった意見が挙がっています。

多くの人は「用意しなければならない」「面倒なのは分かる」と理解を示しつつ、独特のお祭り感がなくなってしまうのではないかと不安を訴えています。

一方、ポジティブに受け止めている人は「悪習が終わるのはありがたい」「値段が高いから渡せないという言い訳が使える」「正直、選ぶのも配るのも面倒だった」といった反応を示しています。

また、「本当に安心しているのは男性では?」という意見もありました。

ホワイトデーのお返しはバレンタインデー以上にシビアに評価されるという側面もあり、「毎年お返しに困ってたから、もはやもらわない方が安心する」などの本音も漏れています。

これからのバレンタインデーはどうなっていくのか。さまざまな変化を繰り返してきた行事は26年に大きな転換点を迎えるかもしれません。

参考資料

LIMOトレンド部