【新NISA】デメリットはあるの?注意したいポイント4つ

現行NISAよりも使いやすくなる新NISAですが、注意しておきたいポイントもあります。一つずつ確認していきましょう。

新NISAの注意点1.現行NISAからのロールオーバーはできない

現行の一般NISAとつみたてNISAは2023年末で買付終了となりますが、非課税口座内にある商品については、新しい制度の非課税限度額の「外枠」で現行の取扱いを継続されます。

つまり、現行のNISAと新NISAは別制度になり、一般NISAを利用している方は新NISAへロールオーバーできません。

一般NISAの非課税期間が終了した後は、課税口座へ移管するか、売却するかになるので注意しましょう。

新NISAの注意点2.年間投資上限額

新NISA制度では、年間投資上限額が成長投資枠(現行の一般NISA)で2倍に、つみたて投資枠(現行のつみたてNISA)で3倍になる予定です。

例えばつみたてNISAであれば、これまでは年40万円だったため、月にして約3.3万円の投資となります。一方で新NISAになると、年120万円なので月10万円の投資が可能となります。

非課税枠が増えたからと無理に月の投資額を増やしてしまうと、家計へ影響を与えてしまう場合もあります。ご家庭に合った月の運用額について、前もって考えて運用しましょう。