同じ放牧地で過ごすことになった理由

ツイッター上で注目を集めた、お互いに距離を詰める2頭。気になるのは、同じ放牧地で過ごすことになった理由です。

うらかわ優駿ビレッジAERUの担当者に聞いてみると、「大きな理由としては、オウケンは一頭だと刺激が少なく、サク癖(空気を飲み込む癖)をしたり運動不足になりがちなので、よく動くスズカがいることでいい意味で刺激となり、悪い癖や運動不足の解消になれば…という狙いです」と説明してくれました。

スズカフェニックス側の理由としては、「寂しがりやな性格なので、相棒がいると落ち着くことが多く、過去にはカラトン(乗用馬)やタイムパラドックスと一緒に放牧していました。両馬共亡くなり、2月には隣の放牧地にいたウイニングチケットも亡くなり、どこか寂しそうにソワソワすることが増えたため、オウケンと一緒にすることで精神的に落ち着いてくれればという狙いがありました」とのこと。

2頭がより良い生活を送るために考えられたそうです。