功労馬生活を送るオウケンブルースリとスズカフェニックスの「かわいい姿」がツイッター上で話題になっています。

投稿したのは北海道浦河町にある、うらかわ優駿ビレッジAERUのツイッターアカウント。

当ツイートは2023年4月10日時点で3000件を超えるいいねを集めており、「初々しい感じ。仲良く楽しく穏やかに過ごせますように」「毎日一緒なら寂しくないですね」「仲良くできそうで良かった」といった具合に、癒やされたという人からのコメントが続出しております。

※ツイート写真は【写真6枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

一緒の放牧地で過ごすことになった2頭

「オウケンブルースリとスズカフェニックスがついに同じ放牧地で過ごすことになりました。2頭が初めて一緒に放牧された日の映像をお届けします。始めは緊張していたようですが、ケンカもせず、すぐに馴染んでくれました。これからどんなコンビになるか楽しみですね」というコメントとともに投稿されたのは、2頭が触れ合う動画でした。

少しずつ距離を詰めながら様子を伺う、オウケンブルースリとスズカフェニックス。思わずほっこりしてしまいますね。

すでに通じ合っているように見える2頭。コメントの通り、どんなコンビになっていくのか気になるところです。

オウケンブルースリとスズカフェニックスの現役時代

オウケンブルースリは、2005年生まれの18歳。

2008年の菊花賞(G1)を制し、2着となった2009年のジャパンカップ(G1)では、G17勝馬のウオッカとハナ差の勝負を演じました。通算成績は27戦5勝、獲得賞金5億386万円。

種牡馬デビューをしてからは、2018年の共同通信杯(G3)を制したオウケンムーンなどを輩出しましたが、ここ2年間で種付けがなかったこともあり、昨年で種牡馬を引退しました。

美しい栗毛の馬体と、ど派手な流星に魅了された競馬ファンも多いのではないでしょうか。

G1馬・マイネルホウオウを輩出したスズカフェニックス

スズカフェニックスは、2002年生まれの21歳。

2007年の高松宮記念(G1)を制するなど重賞3勝を記録した名馬で、通算成績は29戦8勝。獲得賞金は、4億4767万円となっています。

種牡馬デビューしてからは、2013年のNHKマイルカップ(G1)を制したマイネルホウオウなどを輩出し、8年間の種牡馬生活を送りました。

同じ放牧地で過ごすことになった理由

ツイッター上で注目を集めた、お互いに距離を詰める2頭。気になるのは、同じ放牧地で過ごすことになった理由です。

うらかわ優駿ビレッジAERUの担当者に聞いてみると、「大きな理由としては、オウケンは一頭だと刺激が少なく、サク癖(空気を飲み込む癖)をしたり運動不足になりがちなので、よく動くスズカがいることでいい意味で刺激となり、悪い癖や運動不足の解消になれば…という狙いです」と説明してくれました。

スズカフェニックス側の理由としては、「寂しがりやな性格なので、相棒がいると落ち着くことが多く、過去にはカラトン(乗用馬)やタイムパラドックスと一緒に放牧していました。両馬共亡くなり、2月には隣の放牧地にいたウイニングチケットも亡くなり、どこか寂しそうにソワソワすることが増えたため、オウケンと一緒にすることで精神的に落ち着いてくれればという狙いがありました」とのこと。

2頭がより良い生活を送るために考えられたそうです。

良い関係を築いている2頭

気になる2頭の関係性については、「今現在の様子を見てみると、3歳年上なのにヤンチャで落ち着きのないスズカですが、年下のマイペースなオウケンがいることで精神的に支えになってくれているように感じています。オウケンにとってもスズカがいることで色々刺激をもらっているようなので、お互いいい関係になりつつあると感じています」と話してくれました。

話題となった今回のツイートは4月ですが、初めて一緒に放牧をしたのは3月17日。そもそもの相性が良くないと一緒にはできないので、時間をかけて様子を見ていたそう。

今後は2頭仲良く過ごす姿がたくさん見られそうですね。

参考資料

小野田 裕太