貯蓄を切り崩して老後生活を送る可能性
総務省統計局の統計結果では、あくまでも平均値を用いているため、個人ごとの詳細の検証はできません。
しかし、概算で見ても「いざという時のために貯蓄を使わずに年金だけで生活する」という老後生活を望むには、家賃や住宅ローンの支払いがない、節約した生活を送ることが前提条件となるとわかります。
基本的には、資産を少しずつ切り崩すか、労働、もしくは不動産や配当などの定期収入でカバーすることになるでしょう。
また最近では働くシニアが増加傾向にあります。健康でいる限り、働くという選択肢を常に考えるかもしれません。