「60歳代」という響きにどのようなイメージをもたれるでしょうか。
ひと昔前ならば、60歳から悠々自適な年金生活を送る人も多く、「人生のご褒美期間」というイメージを持たれることも多かったですね。では、今はどうでしょう。
定年引き上げの動きは多くの企業で見られ、再雇用や延長雇用で働き続ける人も増えています。公務員についても、この2023年度から段階的に定年が延長されます。
働き続けるシニアを後押しする制度が整いつつあるこんにち、65歳以上も働き続ける人が大幅に増えています。とはいえ、ひと昔前の60歳定年時代と同じように、公的年金の受給開始年齢である65歳でリタイアする人も多いでしょう。
今回はその「65歳以上のリタイア世帯」の貯蓄事情や、シニア世代の年金額について覗いていきます。
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執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。