子供が進級したタイミングで「スマートフォンを持たせようか」検討している保護者もいるのではないでしょうか?
スマートフォンを持たせることで、防犯対策や連絡手段として活用できるといったメリットが存在します。
その一方で、スマートフォンを使いすぎて勉強が疎かになってしまったり、SNSを通じたトラブルに巻き込まれるリスクがあったりなど、デメリットもあります。
こういったメリット・デメリットがあることから、「子どもにいつからスマートフォンを持たせるべきか」決断が難しいと感じている保護者も多いかもしれません。
そこで本記事では、実際のアンケート調査をもとに、子どもにスマートフォンを持たせ始めた時期やきっかけについて紹介していきます。
子どもにスマートフォンを持たせて後悔した「失敗エピソード」も紹介しているので、今回の進級のタイミングで持たせるべきかの参考にしてください。
子どもにスマホを持たせ始めた時期はいつ?
保険マンモス株式会社が行った「子どものスマートフォンの所持」に関するアンケート調査では、中学1年生から子どもにスマートフォンを持たせ始めた保護者が最も多い結果となりました。
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出所:保険マンモス株式会社「子供にスマホをいつから持たせる?350人の保護者にアンケート!」
小学校に進学する前からスマートフォンを持たせている保護者も1割程度あり、小学6年生までに子どもにスマートフォンを持たせている割合は6割に達しています。
また、保険マンモス株式会社の同調査では、子どもにスマートフォンを持たせようと思ったきっかけとして、「周りの子どもが持っているから」という意見がダントツで多い結果となりました。
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出所:保険マンモス株式会社「子供にスマホをいつから持たせる?350人の保護者にアンケート!」
「周りの子が皆スマートフォンを持っていて、話についていけないのは可哀想だと思った」という意見もあり、周囲の子どもたちの所持率をみて判断している保護者が多いとうかがえます。
子どもにスマホを持たせて後悔した「失敗エピソード」
子どもにスマートフォンを持たせる割合として、約6割の保護者が中学校にあがる前に、持たせていることがわかりました。
しかし、スマートフォンを小学生の子どもに持たせたことで「失敗・後悔した」と感じている両親も一定数いるようです。
株式会社レビューの行った「小学生の子供に早々とスマホを持たせて失敗した・困ったこと」というアンケート調査によると、 「家族の会話が減った」と回答した人が最も多い結果となりました。
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出所:ahamo(https://sublogg.com/ahamo/)
スマートフォンがあれば、友達とSNSでやりとりができたり、動画が見れたりするため、スマートフォンに夢中になって以前より家族の会話が減ってしまうこともあるようです。
実際に「家族の会話が減った」と回答した人の中には、下記のような意見が挙げられました。
- スマホを見る時間が増えたことで、一緒の部屋にいても、個々の時間になってしまった。家族の会話は減ったと思う。
- スマートフォンに夢中になる時間の方が多くなり、家族間の会話が少々、減ってしまったと感じていることから上記を選択した。
この他にも、「寝不足になった」「視力が悪くなった」という意見もあり、成長期である子どもの影響を心配する声もありました。
こういった意見は、子どもにスマートフォンを持たせる前の保護者においても「心配している」という声が寄せられています。
実際に、保険マンモス株式会社の調査では、子どもにスマートフォンを持たせる時に心配だったこととして、上記に記載したような「スマホ依存」や「目が悪くなる」といった意見が多いことが分かります。
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出所:保険マンモス株式会社「子供にスマホをいつから持たせる?350人の保護者にアンケート!」
スマートフォンを持たせる前から心配・危惧していたことが、実際に持たせたことによって起こってしまう可能性は大いにあるため、「正しくスマートフォンを利用する」ためのルールを事前に設けておくと良いでしょう。
子どもが正しくスマホを使用するために出来ること
前章では、子どもにスマートフォンを持たせたことによる失敗談を紹介しました。
その多くが「家族の会話が減った」「寝不足になった」といった、スマートフォンに夢中になりすぎたゆえに、感じているケースであるため、「正しくスマートフォンを利用する」ためのルールを事前に設けておくことが大切となります。
では、すでに子どもにスマートフォンを持たせている、先輩ママ・パパたちは、子供が正しくスマートフォンを使うために、どのようなルールを設けているのでしょうか?
保険マンモス株式会社の調査によると、子どもにスマートフォンを持たせた際に、「スマホ利用の時間を決める」といったルールを設けている人が最も多い結果となりました。
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出所:保険マンモス株式会社「子供にスマホをいつから持たせる?350人の保護者にアンケート!」
利用時間を事前に決めておくことで、子どもがスマートフォンに夢中になりすぎることを防げるため、メリハリのある生活を維持し続けられます。
また、次いで多かった意見として「アプリ購入のパスワードは親が管理」や「端末内で設定できる機能やアクセス制限」が上位となりました。
インターネットで誰とでも繋がれるようになった現代では、その分子どもがトラブルに巻き込まれるリスクも増えつつあるため、このようなリスク回避として、上記のルールは有効だと言えるでしょう。
青少年インターネット環境整備法の改正により、携帯会社は契約時に以下の内容が義務付けられるようになりました。
- 18歳未満の契約者か確認しなければいけない
- 18歳未満の契約はフィルタリングを提供しなければいけない
- フィルタリングの必要性と内容を保護者または青少年に対し説明しなければいけない
子どもがより安全にインターネットを利用できるような環境が整いつつあるため、不安点がある場合は、契約時に携帯会社のスタッフに相談しながら検討してみると良いでしょう。
事前にルールを設けて安全にスマートフォンを利用しよう
本記事では、実際のアンケート調査をもとに、子どもにスマートフォンを持たせ始めた時期やきっかけについて紹介していきました。
防犯対策や連絡手段など、子どもにスマートフォンを持たせるメリットは多くある一方で、スマートフォンに夢中になりすぎるといったデメリットも存在します。
このようなデメリットを回避するために、「スマホの利用時間を決める」「アクセス制限をする」といったルールを、事前に設けておくと良いでしょう。
子どもにスマートフォンを所持させる際に、少しでも不安点がある場合は、まず家族で話し合いを行い、不安を解消できるサービスがないか契約時に携帯会社のスタッフに相談してみると良いでしょう。
参考資料
- 内閣府「青少年インターネット環境整備法・関係法令」
- 総務省「フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)をご存じですか?」
- 保険マンモス株式会社「子供にスマホをいつから持たせる?350人の保護者にアンケート!」
- ahamo「ahamoに乗り換え隊」
- 株式会社レビュー「【調査レポート】小学生の子供に早々とスマホを持たせて失敗した・困ったことは?1位は「家族の会話が減った」という結果でした。」
太田 彩子
