働く60歳代の割合は?60歳でリタイアは約1割に

総務省2022年(令和4年)「労働力調査(基本集計)」によると、60~64歳で働く割合は全体で73.0%(男性83.9%・女性 62.7%)です。

出所:総務省2022年(令和4年)「労働力調査(基本集計)」

55~59歳は全体で82.8%(男性91.3%・女性74.0%)ですから、60歳で仕事を辞める人は約10%で、多くの方が60歳以降も働き続けることがわかります。

65~69歳でみると全体で50.8%(男性61.0%・女性41.3%)に。60歳代前半より男女ともに20ポイントほど働く人の割合は減るものの、それでも半数が仕事を続けています。

70歳代前半になれば、全体で33.5%(男性41.8%・女性26.1%)に下がります。

60歳代よりは減ったものの、仕事を続ける男性は約4割という多さになっています。

平均寿命が伸び、老後が長くなる現代においては、この傾向はより進むと考えられるでしょう。