公的年金は、物価や現役世代の賃金などを考慮して、年度ごとに見直しが行われます。
2023年度の年金額は、67歳以下の新規裁定者の場合は2.2%、68歳以上は1.9%、前年度より引き上げられることになりました。
公的年金の引き上げは実に3年ぶり。一見喜ばしい話ですが、昨今の物価上昇を考えると果たして十分かどうかも気になる点ですね。
今回は、年金制度のキホンをおさらいした後、イマドキのシニア世代が受け取る年金額の平均を年齢ごとに見ていきます。働き盛りの現役世代が老後を見据えたマネープランを立てる際に、何らかの参考となるでしょう。