2023年度介護保険料見込額は過去最高水準の6216円
厚生労働省が2023年2月27日に公表した「令和5年度介護納付金の算定について(報告)」によると、2023年度の第2号保険料(40歳~64歳)の見込額は6216円です。
※第1号保険料(65歳~)は6014円で変更なし
介護保険料の制度が開始された2000年の月2075円から約3倍となりましたが、今後も高齢化は進むため、さらなる増額も考えられるでしょう。
ただし、介護保険料は全国一律6216円ではなく、加入している健康保険によって納める保険料は変わってきます。
仮に介護保険料が毎月6216円、雇用保険料が1800円(一般の事業の雇用保険料)引かれると、合計で8016円の負担となります。
社会保険料の負担は重い
毎月天引きされるお金がじわじわと増えておりますが、あまり気にせずにいた方もいらっしゃるかもしれません。
給与明細はしっかりと確認し、減った分は節約しながらやりくりする習慣をつけましょう。
参考資料
小見田 昌