「男女の地位は平等に思う」14.7％にとどまる。内閣府の調査で課題山積 「男女共同参画社会に関する世論調査」の結果が公表へ

家庭生活や職場における男女の地位の平等感

続いて家庭生活や職場における男女の地位の平等感についての回答結果も見ていきましょう。

家庭生活

「家庭生活の分野で男女の地位は平等になっていると思いますか」の問いに関する回答は次のようになりました。

・男性の方が優遇されている（小計） 59.8％
　　男性の方が非常に優遇されている 9.0％
　　どちらかといえば男性の方が優遇されている 50.8％
・平等 31.7％
・女性の方が優遇されている（小計） 8.0％
　　どちらかといえば女性の方が優遇されている 7.0％
　　女性の方が非常に優遇されている 1.0％

平等と回答したのは31.7％と、社会全体で見るよりも高い傾向にありました。

ただし男性の方が優遇されているとの回答は59.8％で、女性が優遇されるとする8.0％を上回っています。

職場

一方、「職場で男女の地位は平等になっていると思いますか」の問いに関する回答は次のようになりました。

・男性の方が優遇されている（小計） 64.1％
　　男性の方が非常に優遇されている 16.0％
　　どちらかといえば男性の方が優遇されている 48.1％
・平等 26.4％
・女性の方が優遇されている（小計） 7.7％
　　どちらかといえば女性の方が優遇されている 6.5％
　　女性の方が非常に優遇されている 1.2％

こちらも「平等」と回答したのが26.4％と、他に比べると高い結果になりました。

この他、調査では学校教育や政治、自治会やPTAなどさまざまな場面における平等感に関する結果も公表されています。