社会全体における男女の地位の平等感
内閣府の調査において、「 あなたは社会全体でみた場合には、男女の地位は平等になっていると思いますか」に対する回答は以下の通りとなりました。
・男性の方が優遇されている(小計) 78.8%
男性の方が非常に優遇されている 14.0%
どちらかといえば男性の方が優遇されている 64.7%
・平等 14.7%
・女性の方が優遇されている(小計) 4.8%
どちらかといえば女性の方が優遇されている 4.2%
女性の方が非常に優遇されている 0.6%
男性が優遇されていると回答した割合は78.8%で、女性が優遇されているとの回答の4.8%を大きく上回りました。
同調査では平成7年以降の調査結果も知ることができますが、「平等」の回答は過去最低となりました(※調査項目は全く同じではないため、単純比較はできません)。
男女平等に向けた施策は進められているものの、課題が山積みである現状が浮き彫りとなりました。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)