筆者がフィリピンのとある島でボランティアをしていたころ、ホームステイ先の食卓には必ず卵の両面焼きが準備されていました。日本では生卵を食べると伝えたところ、びっくりされた記憶があります。

いまは日本以外でも食べる国や地域はあるようですが、一般的には日本のように品質管理体制が整っていないことによる食中毒への懸念や、そもそもそういった文化がないということが多いようです。

そんな安くて手軽な物価の優等生といわれる卵ですが、過去水準とも言われる値上がりをみせており、メディアでも話題となっていますね。

シニア世代の収入は公的年金がメインのため、日頃の節約がポイントになるといえますが、健康に過ごすためには毎日の食事は大切です。

今回はいまのシニア世帯の食費事情とやりくりのポイントについてみていきます。

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