1. 毎月の食費=標準的なエンゲル係数は何パーセント?

エンゲル係数

生計費中に占める飲食費の割合を示す係数。一般に,所得水準が高くなるに従って低下するとされる。

(goo辞書より)

エンゲル係数は、「エンゲル係数(%)= 食費÷消費支出 × 100」で計算され、「エンゲル係数が高い=食費が高い」という目安になります。

では、エンゲル係数は何%が標準的なのでしょうか。総務省統計局の「家計調査報告」をみてみましょう。

これによると、二人以上世帯のエンゲル係数は平均27.2%。月の消費支出27万9024円のうち7万5761円が食費という結果でした。

その内訳を見ると、外食費が9380円。基本的に自炊派が多い様子がうかがえるとはいえ、支出の4分の1を食費が占めていることになります。

なお、2人世帯が6万6327円(26.7%)、3人世帯が7万7578円(27.2%)、4人世帯が8万7017円(27.2%)、5人世帯が9万2333円(38.4%)と、世帯人数が増えるにしたがってエンゲル係数が上がる傾向も。