2月13日は、2026年に入って最初の年金支給日でした。金融経済教育推進機構(J-FLEC)が2025年12月に発表した「家計の金融行動に関する世論調査」によると、60歳代の単身世帯の過半数が「日々の生活費をまかなうのが難しい」と回答しており、年金生活の厳しい実情がうかがえます。

厚生年金(国民年金部分を含む)の男女全体の平均受給額は月額約15万円ですが、これはあくまで全体の平均値に過ぎません。

実際には受け取る金額に大きな個人差があり、公的年金だけでは生活が成り立たないと感じる方も少なくないのが現状です。

このような状況を経済的に下支えする制度の一つに「年金生活者支援給付金」があります。この給付金は、所得が一定の基準を下回るなどの条件を満たす場合に、2カ月に一度の年金支給日に上乗せして受け取れる仕組みです。

ただし、支給対象者であっても自動的に受け取れるわけではなく、自身で請求手続きを行う必要がある点には注意が必要です。

本記事では、2026年度から増額が決定した年金生活者支援給付金について、具体的な支給条件や金額、そして忘れずに行いたい申請手続きを詳しく解説していきます。