1. 厚生年金「月30万円以上」の割合は何パーセントか
2022年12月に公表された厚生労働省「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金「月30万円以上」の割合は以下のとおりです。
公的年金は「国民年金」と「厚生年金」の2階建て構造です。厚生年年金の月30万円には国民年金の受給額が含まれます。
年金を月に30万円以上受給している人は受給権者1618万0445人のうち1万4816人、割合は0.0915%と0.1%を切っています。
男女別では男性0.1334%、女性0.0067%と男女比は約19倍で、男女の格差が大きいことが分かります。
国民年金は保険料の納付期間で受給額が決まりますが、厚生年金は納付期間に加えて、現役時代の収入に左右されます。
高い年収を維持している人でないと月30万円の年金を受給することは難しいでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)