4. まずはねんきん定期便やねんきんネットの確認を
国民年金を含む厚生年金の受給額「月30万円以上」の割合は0.0915%と少数派です。現代で月30万円以上の受給を目指すのは困難でしょう。
年金受給額には個人差があるため、まずはねんきん定期便たねんきんネットを確認するといいでしょう。
また、繰下げ受給や私的年金を利用することで、月々の年金額を増やすことも可能です。
2024年には新NISAもはじまる予定です。
運用にはリスクがありますが、現代では利用しやすい国の税制優遇制度がありますから、まずは資産形成に関連する制度の情報収集からはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「[年金制度の仕組みと考え方] 第3 公的年金制度の体系(年金給付)」
- 国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」
- 日本年金機構「年金の繰下げ受給」
- 日本年金機構「「ねんきんネット」による年金見込額試算」
宮野 茉莉子