電力自由化にデメリットも?
電力自由化は自分に合った電力会社が選べるのはメリットですが、一方でどの会社が一番お得かを比較して調べなければならないため、迷ったり選ぶのに時間がかかったりするでしょう。
普段利用する電気量や時間帯、家族の人数などによってどの会社が一番得かは異なるため、各社を比較したり、利用中のガスやスマホなどとセット割にならないかを確認したりしてみるといいでしょう。
また、電力会社によっては解約時に違約金がかかる場合もありますので、違約金についても前もって確認しましょう。
自分で自由に選べる分、新電力会社を利用する際には倒産リスクを心配される方もいると思います。
経済産業省資源エネルギー庁によれば、倒産によりただちに供給が停止することはないとのこと。
新たな供給元が見つかるまで、東京電力や関西電力など各地域の電力会社から供給を受けることになっています。
定期的に最新情報の確認を
今回は電気料金に関する基本的な内容をご紹介しましたが、電気は生活の要となる部分です。
電力会社や電気料金に関する最新のニュースが出る場合もありますので、定期的に最新情報を確認することも大切でしょう。
参考資料
- 経済産業省資源エネルギー庁「電力供給の仕組み」
- 経済産業省資源エネルギー庁「月々の電気料金の内訳」
- 経済産業省資源エネルギー庁「電気料金について」
- 経済産業省資源エネルギー庁「日本のエネルギー 2021年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」」
- 経済産業省資源エネルギー庁「今さら聞けない 電力自由化5つの質問」
- 東京ガス「ガスと電気をまとめておトクな「ガス・電気セット割」」
- ソフトバンク「おうち割 でんきセット」
- 中部電力ミライズ「ポイントプラン」
- 西武ガス「電気」
- HTBエナジー「HTBエナジーお勧めの料金プラン」
宮野 茉莉子