【育休明けの壁…】育休明けに関する実態調査。育児と仕事は両立できるのか 65.5%のママが育休復帰後に「周囲への感謝を伝える」ことを意識

約8割のママが育休復帰後「壁」に直面した経験がある

ユームテクノロジージャパン株式会社の行った「育休復帰後」に関する調査では、約8割の女性が「育休復帰後に壁に直面した経験がある」と答えています。

育休復帰後に感じた壁として最も多かったのは、「育休前に積み上げたキャリア/ポジションが維持されない」ことでした。

出産・子育てのために約1年から2年ほど期間が空くため、育休前までに積み上げたキャリアやポジションを、復帰後すぐに取り戻すのは難しいようです。

また、「事業や会社の方向性がつかめない」「仕事内容が変わっていて覚えることが多く、育児との両立が難しい」なども理由として挙げられており、こちらに関しても長い期間、会社と距離が空いたことで方針が変わってしまい壁を感じる人が多いとうかがえます。

育休明け後に意識するようになったこと

育休により今まで勤めていた会社で働けない期間が長く続くと、育休復帰後に「壁」を感じるママは多いようです。

そんな直面した壁を乗り越えるために、育休明けのママはどのようなことを意識しているのでしょうか。

ユームテクノロジージャパン株式会社の調査によると、65.5%のママが育休復帰後に「周囲への感謝を伝える」ことを意識するようになったと答えています。

その他にも「業務の進捗を周りと積極的に共有」「わからないことは素直に聞く」など、自分が今まで働いていた時の方針や業務内容と変わっていることを受け入れ、積極的に周囲に共有・聞く意識をもつ人も多いようです。

初めはこのように、周囲にサポートしてもらいながら業務をこなしていき、徐々に育休復帰前と変わらない状態に戻れるのが理想と言えます。