スマートフォンのルール作りをする
内閣府の「令和4年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、中学生の自分専用のスマートフォン所持率は91%と、9割以上の中学生がスマートフォンを持っている時代です。
進学を機に子ども専用のスマートフォンを購入する家庭も少なくありません。
部活動での連絡や友だちの連絡で使用する以外にも、本来なら学校側から禁止されているSNSへの投稿をする子もおり、一気に世界が広がります。
スマートフォンは便利なツールですが、犯罪の温床になっているのも事実です。
「うちの子に限って」と思わず、管理を子ども本人に任せずに親が管理をすることがトラブル防止につながります。
使用時間を決めていないと、延々とスマートフォンを使い、勉強時間や睡眠時間を削ることもあります。
中1ギャップに直接関係する事ではありませんが、睡眠不足で体力を回復することもできなかったり、学業不振を招いたりと、ギャップがより大きくなることも考えられます。
子どもに渡す前に、必ず親子で話し合いを重ねてルールを作りましょう。
子ども任せで使用状況を確認していないと、大きなトラブルを招いていたり、取り返しのつかない大問題を引き起こす可能性もあります。
子どもから「しつこい」と煙たがられても、家庭で必ずルール作りをしましょう。