子供部屋で勉強する子は2割だけ

同調査から、子どもが実際に勉強している空間も見ていきます。

出所:積水ハウス 住生活研究所「小学生の子どもとの暮らしに関する調査(2023年)」

子供部屋で勉強する割合

  • 小学校1~2年生:15.6%
  • 小学校3~4年生:19.4%
  • 小学校5~6年生:28.3%

勉強する空間を「子ども部屋」と回答した人は 22.2%で、学年別に見ても小学校4年生までは2割以下となりました。

学校の宿題では音読や丸付けなど親が関わることも多く、子供部屋よりもリビング・ダイニングなどの共用スペースで行う家庭が多いようです。

高学年では一人学習も増えますが、それでも3割未満にとどまるようです。

小学校入学を機に子ども部屋を考えている方も、学習机は焦って購入する必要がないのかもしれません。

その代わり、リビング・ダイニングに学習できるスペースが必要になることも。

ダイニングテーブルでも代用できますが、食事のたびに勉強道具や消しカス等を片付けることにストレスを感じることもあります。

入学しないとわからないこともあるため、生活のリズムをつかんでから徐々に環境を整えてもいいでしょう。